マレーシアのペトロナスタワーを舞台にした映画エントラップメント！

近年、世界中から東南アジアの国々に熱い視線が注がれていますが、「2020年に経済で先進国入りする」という目標を掲げているマレーシアもその１つ。

マレーシアの有名観光スポットの１つに、『ペトロナスツインタワー』があります。

これは、1998年に完成したマレーシアのクアラルンプールにある超高層ビルです。



マレーシアの国立石油会社ペトロナスによって建築され、高さ452mの88階建てという、20世紀における超高層ビルとしては最も高いものです。

この塔は、イスラム様式のモスクに似た作りとなっているのが特徴で、そびえ立つ壮大なツインタワーの外観は、ほかでは見ることができません。

しかも、この２つのタワーのうちの１つは、日本の建設会社ハザマが建設しており、日本の高い技術力が詰め込まれているというから、日本人としてはますます興味と誇りが沸き起こってきます。

ところで、ペトロナスツインタワーといえば、ここを舞台にしたアメリカ映画がありますね。

1999年の『エントラップメント』です。



この映画は、2000年問題を背景にした、美術品泥棒と保険会社調査員の駆け引きを描くサスペンスアクション映画。

名優ショーン・コネリー扮する華麗なる美術品泥棒マックと、美人女優キャサリン・ゼタ・ジョーンズ扮する保険会社調査員ジン。

ニューヨークで発生した名画盗難事件により、その保険会社が莫大な損害を被るところから、相対する２人のキャラクターが織り成すストーリーが実にオモシロイ。

超高層ビルで繰り広げられる、「007」を彷彿とさせるショーン・コネリーと、キャッツアイをイメージさせるキャサリン・ゼタ・ジョーンズのハラハラ・ドキドキのアクションに加え、作品に盛り込まれている機械の誤作動による2000年問題も見所です。

クルマ好きの私としては、この映画の中でショーン・コネリーが華麗なドライビングをみせる、英国のジャガーにも注目です。



ロマンスグレーとなるような年齢の頃に、一度は乗ってみたいラグジュアリーカーですね。